ども!守形レイジです!
2022年6月にわが人生初の漢字検定を受験してきました。
いつもながら資格を取った際の合格体験記を綴っていきます!
これから受験される方の参考になれば幸いです。
今までの資格試験にはないくらい、楽しくのびのびと受験することができました。
合格を目指したきっかけ
ひょんなことから漢字検定2級受けることになったので、勉強の息抜きに漢字眺めます。
6月試験なので1日1時間もやればなんとかなる(と思いたい6月は娘に付き添いつつ自分も受験します!
— 守形レイジ@買いものジョーズ (@Kaimono_Jaws777) February 3, 2022
小1の長女に「お父さん、お母さんも一緒に漢字検定を受けよう!」と言われたので、「よっしゃ!いっちょやってみっか!」ってなノリで参戦。
普段はパソコンで仕事をしているので、業務上で文字を書くことはほとんどないのですが、いざ書類なんかで手書きするときに漢字が出てこない悩みがありました。
漢字の書き方を聞かれたときに『読めるけど書けないんだよねえ』などという世界一ダサい言い訳をするのがいい加減鬱になってもうムリだったので、そろそろ全知全能の大人になりたい気持ちがあったり……
合格したとて給料が上がるわけではないのですが、親として勉強する姿勢を我が子に見せたい気持ちもありました。
何より、2級の範囲は常用漢字すべてなので、この試験に満点合格するくらいの実力がつけば日常で使うすべての漢字の読み書きができるわけです。
準備の段階(学習方法、教材、練習問題など)
いきあたりばったりはよくない!
迷わず突き進むためには、成功のための信頼に値する材料を集めるのが重要です。
資格についての情報収集からスタート!
まずは下調べからはじめました
- 試験範囲、合格率、試験日時や試験代、例年の試験会場などの基本情報をリサーチ
- Google検索で合格体験記を読み、合格者の勉強方法や合格に必要な時間をリサーチ
- 合格体験記や商品レビューを見て、どの問題集がいいのかを判断
行き当たりばったりで勉強しても時間がかかりすぎると判断したので、いつもながら最短で合格するための学習プランを練ります。
教材は『史上最強の漢検マスター2級問題集』に決定!
断言しますが、この一冊以外不要です。
勉強法や使い方は以下の記事にまとめましたので、ぜひ読んでください。
過去問はコンビニでeプリントサービスを利用
実はコンビニで資格試験の過去問をプリントできるって知ってました??
漢検の場合、一部300円なので4回分で1,200円でできます。
また、漢検公式サイトの問題例にも一回分公開されているので、eプリントサービスとあわせると5回分確保できます。
漢検マスターの仕上げとして本番形式で過去問演習をしました。
月別学習内容
月ごとの取り組みを紹介します。
2月
行政書士ウォーク問過去問集一般知識編着弾😃🚀
史上最強の漢検マスター2級問題集も!一般知識は政治経済が自分的には肝かなと。。。
中には今ある知識で解けるものもあるので今までの人生に感謝🙏この漢検問題集すごいかも
言葉の意味が全部書いてあるので辞書を引く手間がいらない!
マジすごい pic.twitter.com/YElVrruaRb— 守形レイジ@買いものジョーズ (@Kaimono_Jaws777) February 6, 2022
基本は行政書士の勉強優先で、疲れたら漢字をやるスタンスで取り組むことに。
でも手をつけたら案外漢字の勉強が面白くなってきた模様。
寝る前の20分〜30分を漢検の学習に充てていました。
まずは読みと四字熟語をCランクまで手厚く仕上げることからはじめました。
勉強開始時は知らない四字熟語ばかりで本当に合格できるのか怪しいレベル、、、
3月
漢検2級過去問やりました🙆♂️
165/200で合格点💮史上最強の漢検マスター2級問題集のAランクひと通り、BCランクの読みをやっただけなのにこれくらい得点できました!!
これ一冊覚えたら合格超余裕ですね!https://t.co/qh713xxZQh pic.twitter.com/WfFg5fpxal
— 守形レイジ@買いものジョーズ (@Kaimono_Jaws777) March 26, 2022
漢検マスターのBランクまでがなんとなく終わったくらいで巻末の過去問を解いてみました。
あっさり合格点は超えたものの、あまりにもギリギリの点数すぎるのでやはりCランクまでしっかり押さえないとキツいと感じました。
漢検初受験なので採点の厳しさが分からないこともあり、字の汚さなどの減点リスクを加味すると自己採点で180点は確実に必要だろうと推理。
4月、5月
行政書士の勉強や仕事の都合で、漢検に割く時間が激減。
折を見て書きのABCランクに取り組むようにしたり、四字熟語を忘れないようにメンテナンスしていました。
覚えまくる攻めの勉強というより、かなりディフェンシブに知識の定着を図る学習でした。
6月
6月に入ってからは試験前日まで漢字検定の勉強1本にしぼりました。
漢検マスターの全範囲Cランクの問題までみっちり仕上げ、さらに過去演習はeプリントサービスと漢検公式サイトで公開されている分の合計5回分をこなしました。
Cランクまで仕上げると9割程度得点できるように。
これなら確実に合格できるだろうと確信しました。
試験前日に直前学習用まとめ集を作成
やはり前日まで覚えられない熟語や不安な漢字がありました。
その漢字をA4の紙の表裏にまとめ、試験開始ギリギリまで知識固めをすることに。(画像左側の紙)
俗に言うカンペに近いものですね!
試験当日の様子
試験会場は慣れ親しんだ秋田県JAビル
試験会場はJAビル。
娘が年長の時に10級を受けたのですが、その時も同じ会場でした。
また、ブラウブリッツ秋田の試合があるときにはここの駐車場に停めていくこともあり、 もはや自分にとってもホームと認識している場所ですらあります!
試験室の前に行くと受験生がぞろぞろと教室に入っていきますが、僕は入室時間ギリギリまで入らずに前日作ったカンペをひたすら鬼のように見まくります。
FPや宅建の試験と比べると全く緊張もなく、試験前からワクワクが止まりません。
受験者の幅広い年齢層に驚き!
試験室に入ると年齢層の幅広さにビックリ!
制服を着た中学か高校生くらいの子から、おじいちゃんおばあちゃんまで。
生涯学習って素晴らしいなと思うと同時に、 何歳になっても学びを続ける人はかっこいいなぁと心から思いました。
見たことある問題しか無ぇ!!圧倒的に簡単!!
記憶が頼りの試験なので、 直前までやっていた内容を忘れないうちにどんどん解き進めます。
あまりにもわかりすぎて『あ、これ進研ゼミでやったやつだ!』 と声が出そうになったのはいつものこと。
しかも前日に作っておいたまとめ集から2問ほど出題されました!(4点ゲット!)
特に悩むような問題もなく、 見直しまでしっかりやって試験終了。
見直しでやったことといえば、記号などの転記を間違えていないかの確認や、自己採点のための答えを問題に書き込んでいるかの最終チェックくらい。
今までいろいろな試験を受けてきましたが、ここまで合格を確信できた試験は他にありませんでした。
まさに会心の出来!
試験終了後に早速自己採点
娘を9級の教室に送り出し、待っている間に自己採点をすることに。
合格を確信していましたが、実際どれくらいの点数なのかは予想できなかったのでこの結果には自分でも驚きました。
なんと自己採点で194点。
できすぎもいいところです!
とはいえ、満点を取れなかったことにちょっと悔しさも感じました。
合格証書が届いた!圧倒的点数で合格!!
↑名前は加工で消してあります。
なんと200点満点の194点で合格することができました!
得点率でいうと97%です。
あと少しで満点合格だったので悔しい気持ちがありますが、学習の成果がしっかり反映された嬉しさが大きい!
また、問題集を一冊完璧に仕上げれば、十分に満点を狙える実力がつくことが分かりました。
検定結果通知書
漢検2級の合格証が届きました!😃💮
初受験だったので採点の辛さが分からず減点の不安がありましたが、自己採点通りで安心しましたε-(´∀`;)ホッ
得点は194/200
勉強を始めた時には全然書けなかった漢字や、知らなかった四字熟語も今となっては余裕です🙆♂️
— 守形レイジ@買いものジョーズ (@Kaimono_Jaws777) July 26, 2022
間違ったところは
- 部首(1点×2)
- 誤字訂正(2点)
- 書き取り(2点)
部首はと誤字訂正の失点は予想通りといえばそれまでかなと。
むしろ誤字訂正の失点が1問で済んでいるのは、かなり学習の成果が出ていることが分かります。
書き取りは『錦絵』を『綿絵』と書いてしまいましたwww
『わたえ』ってなんすか😂
合格にかかった勉強時間
2022年2月6日に問題集が届き、6月19日が試験日でした。
計っていないので正確には分かりませんが、おおむね60〜80時間程度かなと思います。
ゼロベースで始まったわけでは決してなく、過去の大学入試までの知識あっての結果なので、人によって勉強時間はガラッと変わってくるはず。
漢検マスター2級を完璧に仕上げれば間違いなく合格できるので、学力よりも気合が大事な気がしました(´^ω^`)ブフォwww
余談:試しに東大入試問題の漢字を解いたら満点!
あまりにも漢字の自信がついたので、大学の入試問題を解いてみようかなぁと言う気持ちになり、東京大学の入試問題を見てみました。
やはり国立と言うこともあってか、出題される漢字は漢字検定2級の範囲の中に収まっており、満点を取ることができました。
大学入試ではこういった基本的な問題を取れるかどうかで合格が決まることもあるので、漢字検定2級を満点レベルで仕上げていると言うのは大学入試においても強いアドバンテージになります。
逆に漢字がボロボロだと、漢字の勉強に割く時間が多すぎて他の科目の点数を伸ばすための勉強ができなくなってしまいます。
それゆえ、 中学から高校1年生位までの間で漢字検定2級は取っておきたい資格だなぁと感じた次第。
私立の場合は漢字検定準1級レベルの結構エグめの問題も出ますが、国公立であれば2級レベルまでしっかり学習しておけば何の心配もなく漢字勉強の対策ができることでしょう。
近い将来、準一級をとりたい!
準一級以上で『漢字生涯学習ネットワーク』に入会ができます。
なんとなくですが、将来は子どもたちに漢字やけん玉を教える活動や仕事をしてみたいなあと考えています。
漢字教育士になるには準一級以上合格が条件になっているので、夢のためのひとつの大きな目標だったり。
娘のおかげで勉強にハマってかなり人生が充実してきました!
勉強ってマジで楽しいですね!!
ではまた次回!